2018年9月21日金曜日

Yokoyama Guitars ニューヨーカースタイル変遷記

今日も雨。笑
橋川です。

昨日あたりから涼しいというより寒い域に入ってきましたね。
最後まで暑さであがいていましたが、夏は終わりです。はい。


明日、お客様と横山工房へ行くので、今日は横山ネタにしようかな。


さてさて、それでは今お客様の間で密かに(?!笑)ブームになっているニューヨーカースタイルについて触れてみましょうかね。

Yokoyama Guitarsとしてはシリアル100番前後からモデル名 " NN " 、いわゆるニューヨーカースタイルのノンカッタウェイ仕様を製作しています。


こんな感じです。
これは私のお客様のオーダー品 " NN-GB " です。シリアルで300番代ですね。

これでも十分に良いと思いますが、橋川としてはもう一息、もう二息カスタムしてブラッシュアップしたいなと常々思っていた訳です。


製作当時はほとんどがYokoyama Guitarsのノーマルヘッドを採用していましたが、

やはりニューヨーカーと言えばスローテッドヘッドでしょうと。

しかもしかも、スケールも通常の648mmではなく628mmにしたいなと。

さらにさらに、そこまでくれば12フレットジョイントでしょうと。

そもそもYokoyama Guitarsのスローテッドヘッドは以前より存在していましたが、それをリクエストして製作してもらったのも何を隠そう、そうこの私です。笑

あれはシリアル#217、#218でナイロン弦仕様を作ってもらった時だったと思います。よく覚えてるな自分。笑
何なら嫁ぎ先まで覚えています。笑

こんな感じですね。


横山らしいきれいなシェイプですね。
オリジナルシェイプなのになんか落ち着くこの感じが堪りません。


実は上記三点は大きなポイントですが、改良するのはさほど難しくないんですね。その仕様で先生にお願いすればいい訳ですから。


本当に困難を極めたのは実はここからなんです。

指板エンド位置&サウンドホール位置、それとブリッジ形状
最後に全体のデザインですかね。


これは仕様書で指定できないうえに、先生とがっぷり四つで打ち合わせしなければいけないという最大の難関でした。笑

一回目の改良版が完成したのが2016年の秋頃でしたかね。
これももう二年も前なんですね。笑

その時のがこんな感じ。


ヘッドこそノーマルヘッドで、カッタウェイ仕様でしたが、12フレットジョイント&628mmスケールを採用。ブリッジ形状もレキュタンギュラー風に改良、デザインもシンプルに仕上げました。細かいことを言うとボディシェイプ、厚みもカスタムしています。

だいぶ雰囲気も変わって良い感じです。
これでスローテッドヘッドになればOKかな?ってところまで持ってこれました。

この一本は富山県のN様にご購入いただいています。ありがとうございます!


しかーしっ!まだまだ満足しないのです。笑

Yokoyama Guitarsのニューヨーカースタイル自体、Martinコピーでは全然ないので、もう少し横山らしさが欲しいのです。
サウンドホールの位置も微妙に下げたいし・・・わがまま?!笑


まぁ、そんなことを数年かけながら悶々と考え、先生にお願いする機会をうかがっていたわけです。笑


ブリッジ形状もいいアイデアが浮かばず、先生に相談したら「小さくする?」って。
そんな事できんの?!って感じでしたが、やってくれました。

それがコレ。


下がノーマルサイズ、上が外周を約3.0mmずつ小さくしたスモールブリッジ。

横山らしいシェイプのまま良い感じのサイズになりました!いいね!!!


あとはサウンドホールの位置ですね。
これが微妙に動かすだけで楽器の印象がガラッと変わるので難しい・・・。

サンプルになる良いギターを見つけた(買ったともいう。笑)ので、そのサンプル品を基にサウンドホール位置を決定しました。


ザックリ言うと最終フレットを1フレット追加して19F仕様にして、サウンドホール位置は約10mm下げました。


そのモデルの途中経過がこれ。


かっこいいーーーーーっ!!!!!

全体のデザインにはヘリンボーンと先生の言う「縞」でシンプルながら雰囲気のある感じに仕上げてもらいました。

全体のバランスをはじめ、ヘッド形状、ブリッジ形状と、当初の希望通りYokoyama Guitarsらしさを存分に取り入れたニューヨーカースタイルの完成です。

よーく見ると最近の先生のトレンド、エルボーコンター加工もヘリンボーンを邪魔しない様に採用されていますよー。

明日はその完成された姿も拝んできます。笑

まだ完成していないのに、皆さんこのシェイプでオーダーをくれるという嬉しい悲鳴。笑
もちろん明日のお客様もこの仕様!爆

気になった方は橋川までお問い合わせをー。

お待ちしています!

橋川

2018年9月20日木曜日

百瀬さんにオーダーしたカスタムモデル!

こんにちは、橋川です。

今日は生憎の雨ですね。
・・・というかブログを書く日は雨の日が多いような。多くないような。笑

でも、最近少しずつ涼しくなってきて快適です。


今日は良い感じのHeadwayをご紹介といきましょう。

信州の名工 百瀬さんにお願いしていたフーチーズSP店別注モデル。
こいつです!

Headway
HOM-280D Custom



久しぶりに百瀬さん製作の1本がきました。
現在もバックオーダー数が多く、お願いしてもなかなか入荷してきません。
おひとりで製作されているので当然ですけどね。笑

手に取って触ってみると、やっぱり百瀬さんの作り込みは凄い。流石です。


さてさて、何が別注かというとですね・・・いろいろあるんです。笑


一番のポイントはモデル名にもある通りOMスタイルなんです。
多くの方がそれだけでお分かりかと思いますが、きちんとご説明させていただきますね。(※知っていてもお付き合いください。笑)

通常のヘッドウェイのモデルは多くが" HD "(ドレッドノートスタイル)、" HF "(トリプルオースタイル)となっています。

これが" HF " 。


「なんだよ、" HF "も" HOM "も同じじゃないか・・・」という声も聞こえてきそうですが、それもそのはず。ボディシェイプは同じなのです。

違うのはネックのスケールなんですね。

" HF "はモデルにより多少違いはありますが、俗にいうミディアムスケール(628~632.5mm)を採用。" OM "はDスタイル同様のロングスケール(645mm)を採用しています。

ロングスケールは、よりテンション感があり、音に張りが出てきます。
小振りなボディシェイプながらロングスケールを採用することで、ストロークプレイからフィンガースタイルまで”より”幅広くこなせる1本となるわけです。

最近ではJohn MayerなどがOMスタイルを愛用していることもあり、非常に人気のある仕様ですね。


その割にはOMスタイルを製作しているブランドも少なく残念だなと。


ではお願いしてしまえと。笑


でも、せっかく百瀬さんにお願いするんだからスペシャルな仕様にしたいな・・・という気持ちもあり、ボディ厚を少しカスタムしてもらいました。

通常のOMスタイルだと000スタイル同様、少し薄めの同厚なんですが、もう少しサウンドにボリューム感が欲しかったので通常より10mm厚(90-110mm)に仕上げていただきましたよ。


これが良い感じ。笑
気持ち良い感じ。笑

動画も撮ってみましたよ。
せっかくなので" Queen of California "風に弾いてみました。笑


お前がJohn Mayer好きなんじゃないのか?!という突っ込みは無しでお願いします。笑
お目汚し失礼しました。


私と百瀬さん。
Yokoyama Guitars、K.Archery Guitarsのみならず、" Headway "もサイドパーク店にお任せください!

ぜひ店頭でお試しをー!

橋川

2018年9月16日日曜日

9/22(土) " Yokoyama Guitars 工房 " へ行ってきます!(予定。笑)

こんにちは、橋川です。

今日はちょっと製品とは違うご案内といきましょう。


まだ予定なんですが・・・
お客様オーダー材選定のため、9/22(土)に長野県の Yokoyama Guitars 工房 へ行ってきます!

今のところ車で行く予定にしています。

もう一週間もありませんが、もしオーダーご検討中のお客様で「こんな材ありますかね?」とか「〇〇材の画像が欲しいんですが・・・」なんかのご希望があればお気軽にご相談ください!


「ぜひ一緒に行きたい!」ってのも要相談ですが可能かも。笑

一緒に車で!とか工房最寄り駅で合流!とかそんなのもありかもしれません・・・。


工房に行かれた方は十分お分かりかと思いますが(笑)、オーダー材の選定・・・

すんごい楽しいですよね!!!笑

あれやら、これやら物色して、先生に材料タップしもらったり、一服の淹れたてのコーヒー飲んだり・・・最高の時間です。


10年以上工房へ行き来していますが、いまだにワクワクします。
危険がいっぱいです。笑

今回はオーダーモデルの完成確認も兼ねていますので、すんごいギターが弾ける可能性ありです。

スペシャル特典として採用していたアクアティンバーマホガニー1ピースネックの2級品も、残りわずかですがまだ選択可能です。皆さまにご好評いただき、あと2~3本程度だったと思います・・・。笑

※画像は減る前です。笑

「なんだって!!!」と思われた方はお気軽にお問い合わせください。笑

フーチーズ・サイドパーク店 橋川あて / 042-316-6113


火曜日は定休日ですのでご注意くださいね!
タイミングの合いそうな方はぜひお待ちしています!!!

橋川

2018年9月15日土曜日

ストラト好きには絶対コレ!

こんにちは、橋川です。

今日の小金井は生憎の天気です。
でも、だいぶ小降りになったかな?いや、むしろ止んだかな?笑


昨日はLEDをご紹介させていただきましたが、LEDの次はこれでしょう!
やっぱりVintage Lineのこいつです。

Crews Maniac Sound
Vintage Line ST-63 w/ K&T S-65SF


生産数の少ないシックラウンドボード採用の1本。
うん、これはいいね。間違いない。笑

その前に皆さん、クルーズのSTスタイルは弾いたことありますかね?
「もちろん!」という方も多いと思いますが、「いや、実は・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まだの方はぜひ体感していただきたい!

各社から発売され、星の数ほどあるSTスタイルですが、ここまで魅了するモデルは類を見ないと思います。(←気に入り過ぎ。笑)

各材料の稀少性もさることながら、とにかく「音」、「弾き心地」、これに尽きると思います。

クルーズのVintage Lineは「音を追求するために希少な材をチョイスしている」典型じゃないですかね?!


1ピースのアルダーボディを採用することにより、アコースティックな生鳴りを得ることができます。もちろんウェイトバランスも重要ですので、この段階で材料の選定は簡単ではありませんね。

また、F系のギターでは音のレスポンスが非常に大事。
・・・というか、その点に拘るユーザーさんも多いと思います。

ハードメイプルネックにブラジリアンローズウッド指板を採用。
ネックのみならず、指板材には通常採用されるローズウッドより硬質でレスポンスの良いブラジリアンローズウッドを惜しげもなく採用しています。


しかも、このモデルは指板の貼り方がスラブ貼りではなくラウンド貼りを採用。

「どう違うんですか?」とよく聞かれますが、違いがわからなければ大きく問題にすることもありませんね・・・・・とはいきません。笑


スラブボードのほうが指板材の中央に厚みがあり、弦側からメイプルネックまでの距離が遠くなります。ラウンドボードは指板材とネック材の接着面にアールがついていますので、1、6弦側のように3、4弦付近もメイプルネックまでの距離が近くなりますね。

人によって感じ方は違うと思いますが、サウンド面で大きく違うのは、やはり3、4弦の鳴り方ではないでしょうか。

スラブボードのほうが太く粘る感じ。ラウンドボードのほうがレスポンスよくエッジーな鳴り方とでも言いましょうか。

より「パーン!」とレスポンスよく返ってくるサウンドを好む方にはラウンドボードをお勧めします。


でもラウンドボードのほうが製作時の手間がかかるので、現在ではどこのブランドでもあまりやっていないですよね。残念・・・。

このモデルは店頭使用のサンプルモデルのため、とてもお買い得だと思います。
ぜひこの機会にクルーズのSTスタイルをお試しください。


いいよね・・・。やっぱり、これ。笑
欲しいよね。やっぱり、これ。笑

橋川




2018年9月14日金曜日

LED CUSTOM、恐るべし・・・

皆さま、こんにちは。
橋川です!

遅めの夏休みをいただいておりまして(ありがたい!)、少しの間ブログさぼってすみませんでした。

この数日は久しぶりにギターに触れる時間がなく、今日出勤したら新鮮な気分です。笑
というわけでリフレッシュした橋川がお届けします。


さてさて。出勤後、何気なくパッと手に取ったLED CUSTOM。
「おっ・・・!」と思わせる生鳴り。

今日はそんなLED CUSTOMにスポットを当ててみようと思います。

Crews Maniac Sound
LED CUSTOM AGED / EB
w/ K&T IMD57L


今回入荷のLED CUSTOMはAGED仕様。

塗装は下地から手間ひまをかけてラッカーで仕上げられています。
下地からラッカーで仕上げることにより、塗膜自体が薄く、非常にナチュラルなアコースティックな鳴りを実現しています。


とにかく生鳴りから気持ち良い・・・。

パッと手に取って弾いて気持ちい訳です。


ネックグリップもしっかりと太さを持たせているので、音の線が太い。
かといって、握りにくいような太さではなく、握り込みやすい絶妙なシェイプに仕上げてあります。

スタンダードタイプと違い、カスタムなので指板材はもちろんエボニー。
発音の良いトーンは歪ませたサウンドにとって利点があるだけでなく、クリーントーンの際にももちろん威力を発揮します。

メロウなクリーンサウンドもいい音するんですよね、このギター。


生音でいい音がするポイントは他にもいくつかあります。
LED CUSTOMをご存知の方も多いと思いますので、ホンマホ1ピースボディの件はさらっとスルーしますが(おいっ!笑)、今回のモデルはやはりブラスポストを採用したペグでしょうか。

KEY'STONE GSS-STDのゴールドカラーを今回は採用。
弦を巻き付けるポストの部分がブラス素材でできています。

これが・・・びっくりするほど違います。笑
恐らくブラスペグを試された方は皆さん大きく頷いていただけると思いますが・・・

・・・びっくりするほど違います!!!


倍音構成から、音の抜け感まで。
「ブラスペグじゃないほうが良い!」っていう方はいないんじゃないかな?!笑

オールラッカーフィニッシュ、ホンマホ1ピースボディ、ブラスペグ、ネックグリップを含めた本体の作り込みに至るまで、すべての要素がこの音を作り上げています。

うーん・・・やっぱり凄いです。


それをK&Tピックアップが拾い上げるとくれば・・・これ以上言う必要はありませんね。笑

ぜひご自身で体感してみてください。
体感するまでは私の動画をぜひ!笑

橋川

2018年9月9日日曜日

あなたは " Reunion "?それとも " NY-DC "?

こんにちは、橋川です。

まだ暑い日もありますが、なんとなく秋めいてきた感じもします。
これからの季節には箱物なんかいかがでしょうか?

ナイスなタイミング!で久しぶりに入荷のモデルが目白押しです。
ご紹介させていただきますね。

まずはこのモデル!

Crews Maniac Sound
Reunion w/ Crews Original P.U.


本当に久しぶりの入荷ですね。
待っていただいていた方も多いはず!大変お待たせしました。

335スタイルの定番セミアコですが、やっぱりプレイフィールがひと味もふた味も違います。ストレスフリーでとことん弾きやすいです。いいね!


もこもこしたセミアコトーンではなく、クリアでロングサスティーンのエッジーなロックサウンドから、雰囲気たっぷりなメロウなサウンドまで一本でいろいろな表情を見せてくれます。

K&T搭載のモデルもご用意していますので、また別の機会にご紹介させていただきます。

2人のおじさんによるバージョン違いの動画をご用意しました。笑

TAKE1(コージ坂本)

TAKE2(橋川)


さてさて、続いてはこちらのモデル!

D'Angelico
NY-DC StopTail


ディアンジェリコの超人気モデル" NY-DC "!
しかも生産数の少ないストップテイルピース仕様の入荷でございます。

通常のモデルはブランコテイルピースを採用していますが、テンション感の違いからストップテイルピース仕様を望む声も多く、今回久しぶりの入荷と相成りました。

サスティーンの効き方もだいぶ違いますね。


先程ご紹介させていただいた" Reunion "とはボディサイズも違い、ひと回り小さい仕上がりですね。ひと回り小さいとはいえ生鳴りは素晴らしいものがあります。

指板材がエボニーということもあり立ち上がりは早いですが、ふくよかな生鳴りはこのモデルならではないでしょうか。音も太い!気持ちいい音がします。笑

こちらもおじさん2人が動画を撮ってみました。

TAKE1(コージ坂本)

TAKE2(橋川)


店頭でぜひ弾き比べてみてください。
あなたは" Reunion "、" NY-DC "、どっち派ですかね?!

どちらも他のカラーバリエーションもご用意しています。
お気軽にお問い合わせください。

ご来店お待ちしてまーす。

橋川

2018年9月7日金曜日

" 2018 YARDS " !!

こんにちは、橋川です。

今日は最新入荷のご案内です。
すんごいのがきましたよ!

こいつですっ!!!

Crews Maniac Sound
Vintage Line " 2018 YARDS "


先日、入荷後即売した" STILL ON THE RUN "に続き、JBのエスクワイヤーを再現した" 2018 YEARS "の入荷でございます。

エスクワイヤーですがフロントピックアップも搭載し、使える一本に仕上げてあります。もちろんピックガードを製作してエスクワイヤー仕様に仕上げることも可能です。ご希望があればお気軽にご相談ください。



うーん、カッコいい。笑

ピックアップにはこのモデル用にK&T 高野さんに製作していただいた" T-52 JB "を搭載しています。エッジーながら野太いサウンド。いやー、ホントに気持ち良い音です。

6本限定生産ですので今回も即売が予想されますが、ぜひ店頭でお試しください!

橋川

 

2018年9月5日水曜日

【 K.Archery Guitars の魅力 2 】 KOM-2 SS CST LBS

こんにちは、橋川です。

今日はK.Archery Guitarsの人気モデルが入荷しましたので、ご紹介とあわせてK.Archery Guitarsの魅力 第2弾をお届けしたいと思います。

前回の記事ではモデル名にある数字 " 2 " によるトップ材の堅さについてご紹介しましたが、今回は " STD(スタンダード) "と" CST(カスタム) " の違いについてです。

今回入荷のお勧めモデルは " KOM-2 SS CST LBS " 。


こちらはモデル名通り " カスタム " 仕様ですね。

" スタンダード " と " カスタム " の違いは、ズバリ!トップ材の種類の違いです。

" スタンダード " モデルにはシトカスプルースを採用しており、" カスタム " モデルにはヨーロピアンスプルース(2シリーズ)、もしくはイングルマンスプルース(1&3シリーズ)が採用されています。

なので、こちらのモデルはヨーロピアンスプルーストップ。
2シリーズですので、「トップ材には堅めの材を!」ということでヨーロピアンスプルースを採用するに至ったのです。

イングルマンスプルースは基本的に柔らかめの材料ですからね。


シトカスプルース(STD)とヨーロピアンスプルース(CST)で、同じように堅めの材を選んだとしてもサウンドはまるっきり異なります。シトカスプルースには特有のレンジ感があり、特にハイミッド寄りの特徴がありますが、ヨーロピアンスプルースのほうが全体的にレンジの広さが感じられます。

材料のグレード(価格)から言えばヨーロピアンスプルースのほうに軍配が上がりますが、あくまでサウンドは好みですので高価な方が良い楽器という事ではありません。

でもでも!全体のバランス、完成度からすると、やはり " カスタム " 仕様のほうが気持ち良い個体が多いのも事実ですけどね。笑


今回入荷のモデルはOMスタイルですので、ロングスケールに000サイズのボディシェイプです。フィンガー&ストロークスタイルでも一本でこなせるバランスの良いやつです。使いやすいです。

簡単に動画も撮ってみました。
お時間あるときにどうぞ。


OMスタイルモデルの次回入荷はまったくの未定です
この機会にぜひ!手に入れてください。

橋川

2018年9月2日日曜日

今月は決算セール!!!

おはようございます、橋川です。

今日も小金井はあいにくの雨です。しかも激しめの。笑
でも楽器には優しい湿度です。その意味では嬉しいです。


さてさて皆さま。
フーチーズ & フーチーズ サイドパーク店は今月決算セールでござます!



サイドパーク店は掘り出し物も多数ご用意しています!


こんなのとか・・・


Rabbit was
Custom Tele Model #3 / Paint by Veaton

【Rabbit was】は、歴代のCrews Maniac Soundのボディやネックを使用して新しく組み上げられたワンオフのカスタムモデルです。しかも、このモデルにはVeaton氏の手によりピンストライプのペイントが施されているスペシャル仕様です。


あとは、こんなのとか・・・


Headway
HD-2008 Custom

信州の名工 百瀬氏製作の一本。
2008年に6本限定製作されたジリコーテサイド&バックを採用した稀少モデルのデッドストック品です。トップ材にも稀少なレッドスプルースを惜しげもなく使ったモデルです。



どちらも動画がありますので、ぜひ参考までにお時間があるときにご覧ください。

Rabbit was
Custom Tele Model #3

Headway
HD-2008 Custom

それ以外にも気になってた「あの商品」やら「この商品」やらをぜひ店頭に試しに来てください。

しかも!ご来店のお客様にはスペシャル特典あり!
これは行くっきゃない!(←古い?!笑)


坂本とともにご来店お待ちしています。

橋川

2018年8月31日金曜日

当店スタッフ 橋川と " Yokoyama Guitars "

こんにちは、橋川です。

ただいま小金井は猛烈な豪雨に見舞われています。
恐らくすぐに止むとは思いますが、最近多いですね・・・。


さてさて、今日は Premium Acoustic Guitar Fair 最終日なので、アコギネタでYokoyama Guitarsのお話でもさせていただきましょうかね。

このブログでも何度かご紹介させていただいている通り、当店ではYokoyama Guitarsを取り扱っており、お客様と工房までオーダー材の選定に行かせていただいたりしています。


" Yokoyama Guitars "と私、橋川との出会いはかれこれ12年程前にさかのぼります。

当時池袋の某楽器店に勤務していた橋川青年は若干26歳。若い。笑
幸運にも2006年 " Yokoyama Guitars " 立ち上げ時より楽器を販売させていただくこととなりました。


きっかけはいろいろあるんですが、当時橋川青年は横山氏製作のMorris S-135Rを所有していたのも大きな理由のひとつでした。

忘れもしない、販売開始当時は店頭在庫1本。
AR-CM。

型番は今も変わらないのでおわかりの方も多いと思いますが、オーディトリアム / ラウンドカッタウェイ、レッドシダートップ / マホガニーサイド&バック仕様です。

シリアルナンバーは # 007。
販売された個体は # 004からですので、一番最初のロットですね。

在庫が一本しか並ばないわけです。

記憶している限りでは、当時ドルフィンギターズさん、三木楽器さん、みどり楽器さんあたりに商品が並んだような記憶があるのですが・・・さだかではありません。笑

# 007は長崎県から出張ついでにお立ちよりいただいたH様にご購入いただきました。
この時は嬉しかったですね。「Yokoyama Guitarsがお客様に認められたんだ!」って感じがしました。

初のオーダーモデルは# 055のAR-ERだったかな。
板橋区のN様よりオーダーいただきました。この頃はまだ勝手がわかっていませんでしたが、優しく見守っていただけたんだと思います。Nさん、お元気ですか?!

当時はオーダー比率はまだまだ低かったですね。

その後、池袋の店から異動で、横浜→渋谷→新宿→今のサイドパーク店へとYokoyama Guitarsを背負って転々としているわけです。

現在、Yokoyama Guitarsはまもなく製作本数900本台に突入しようというところ。
私はありがたいことに約300本近く販売させていただいています。

皆さま、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。笑


この写真は渋谷当時ですね。
橋川31歳。笑

左から私 橋川、大常連のお客様 あこぎひとさん、南澤さん、TABの神山さん。

今でもそうですが、サウンドメッセやハンドクラフトギターフェス等、イベントがあると毎回のようにお手伝いに行っています。
どこかの会場でお会いしているか、これからお会いできる可能性も十分にありますね。

下は2012年のハンドクラフトギターフェスです。
橋川32歳。


また、販売開始当時から年に一度、調整会なるものを開催させていただいています。

製品保証は一年間となっていますが、ご購入いただいたお客様にはできるだけ弾きやすいコンディションを保ちたいと今でも定期的に開催させていただいています。


この写真は2016年末の調整会のものです。

この時は横山先生に加え、新潟のオガワインレイクラフトの小川さんにも来ていただき、ワークショップもしていただきました。面白かったですね!
またこういうのも企画します。

話はそれますが、小川さんは地元の新潟県は十日町に工房を構えていますが、私 橋川の田舎は車で30分程度の同じ南魚沼市なんです。なので、もちろん工房にお邪魔したこともありますし、素通りしたこともあります。笑

この前はお袋がお世話になっているダイハツの営業担当の方が小川さんの同級生だという・・・どうでもいい話ですね。笑


というわけで(・・・どういうわけで?笑)なんとなく私と " Yokoyama Guitars " の関係がお分かりいただけたと思います。

12年かけてYokoyama Guitarsの使用材、製作スタイル、仕様の変化を見てきました。
店頭品でもオーダーでもお客様のご希望に沿ったご提案ができると思います。

まぁ、とにかくお客様のギターライフが豊かになるように心がけていますので、ぜひまず店頭にお試しにいらっしゃるなり、お気軽に電話、メールでお問い合わせください!

Yokoyama Guitarsを知り尽くした私が(自分で言うなって。笑)しっかりとご案内させていただきます。

最後にブログ内の画像はあこぎひとさんのブログより拝借しました。
ご自身のギターライフを凄く丁寧にブログを書かれていますので、オーダーの方もすごく参考になると思います。よろしければご覧になってください。

あと、常連さん達、勝手に顔が出てますがNGなら橋川に苦情出してください。笑


皆さま、ぜひぜひご来店ください。
サイドパーク店でお待ちしてまーす。

あれ、雨やんでるじゃん。笑

橋川

2018年8月29日水曜日

【 Yokoyama Guitars 工房訪問記 3 】東京都 T様

こんにちは、橋川です。

昨日、お客様オーダー材の選定に日帰りで横山工房へ行ってきましたよ。

今回は東京都のT様にオーダーをいただいたんですが、T様はご都合が合わず工房行きは断念。
大体の希望だけお伺いしあとは全て任された次第です。責任重大。笑

お客様のオーダーはTDF-WR。
久しぶりのトラディショナルドレットノート / フローレンタインカッタウェイ(通称トンガリ)仕様です。

いやー、実に渋いオーダーですね。
材の構成も非常にシンプルでホワイトスプルーストップ、インディアンローズウッドサイド&バックです。

トップ材はホワイトスプルースご指名だったので、ドレットノートサイズということもあって柔らかすぎない材を探して、これに。ハイピッチで良い感じの材がありました。

埋め込みのロゼッタPG材はマダガスカルローズです。



ボディバックのローズウッドはこれ。



ヘッドトップの天神材はフレイムメイプルでリクエストいただいていたので、ちょっと揺れた雰囲気のあるこいつを選ばせていただきました。




T様はご来店前に当店のFacebookページやこのブログをご覧いただけていたようで、ネック材には迷わずアクアティンバーマホガニー1Pの2級品をチョイス。ありがたいことに、もうすぐ無くなります。笑


絶対お買い得ですよね、この仕様。


無事に材料の選定は終わったので、あとは先生に託します。
早ければ年内に完成かな?!


その他にお客様オーダー品の進捗確認もね。

神奈川県のU様のAN-GBは小川さんのインレイ加工も順調に進んで、まもなくボディ製作にとりかかれそうです。それにしてもきれいなインレイ。塗装がのったらさぞきれいなことでしょう。




富山県のN様のSJF-SSRはブリッジ駒の貼り付けとペグをつければ完成です。カッコいい!
N様、今しばらくお待ちを!笑




このモデルにも小川さんのカスタムインレイです。艶消しの塗装がのって雰囲気も抜群。


今回は山梨県N様のAR-GCのナット&サドル交換品もハンドキャリーで持参しました。
タイミングが合えば、できればこうやって修理品や調整品は自分で運んであげたいですからね。


メールでもお電話でも、オーダーモデル製作のお見積りはお気軽にお申し付けくださいね。ぜひぜひご検討ください。


※画像はハチミツじゃなくて無水エタノールに溶かしているシェラックです。笑

橋川