2018年8月31日金曜日

当店スタッフ 橋川と " Yokoyama Guitars "

こんにちは、橋川です。

ただいま小金井は猛烈な豪雨に見舞われています。
恐らくすぐに止むとは思いますが、最近多いですね・・・。


さてさて、今日は Premium Acoustic Guitar Fair 最終日なので、アコギネタでYokoyama Guitarsのお話でもさせていただきましょうかね。

このブログでも何度かご紹介させていただいている通り、当店ではYokoyama Guitarsを取り扱っており、お客様と工房までオーダー材の選定に行かせていただいたりしています。


" Yokoyama Guitars "と私、橋川との出会いはかれこれ12年程前にさかのぼります。

当時池袋の某楽器店に勤務していた橋川青年は若干26歳。若い。笑
幸運にも2006年 " Yokoyama Guitars " 立ち上げ時より楽器を販売させていただくこととなりました。


きっかけはいろいろあるんですが、当時橋川青年は横山氏製作のMorris S-135Rを所有していたのも大きな理由のひとつでした。

忘れもしない、販売開始当時は店頭在庫1本。
AR-CM。

型番は今も変わらないのでおわかりの方も多いと思いますが、オーディトリアム / ラウンドカッタウェイ、レッドシダートップ / マホガニーサイド&バック仕様です。

シリアルナンバーは # 007。
販売された個体は # 004からですので、一番最初のロットですね。

在庫が一本しか並ばないわけです。

記憶している限りでは、当時ドルフィンギターズさん、三木楽器さん、みどり楽器さんあたりに商品が並んだような記憶があるのですが・・・さだかではありません。笑

# 007は長崎県から出張ついでにお立ちよりいただいたH様にご購入いただきました。
この時は嬉しかったですね。「Yokoyama Guitarsがお客様に認められたんだ!」って感じがしました。

初のオーダーモデルは# 055のAR-ERだったかな。
板橋区のN様よりオーダーいただきました。この頃はまだ勝手がわかっていませんでしたが、優しく見守っていただけたんだと思います。Nさん、お元気ですか?!

当時はオーダー比率はまだまだ低かったですね。

その後、池袋の店から異動で、横浜→渋谷→新宿→今のサイドパーク店へとYokoyama Guitarsを背負って転々としているわけです。

現在、Yokoyama Guitarsはまもなく製作本数900本台に突入しようというところ。
私はありがたいことに約300本近く販売させていただいています。

皆さま、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。笑


この写真は渋谷当時ですね。
橋川31歳。笑

左から私 橋川、大常連のお客様 あこぎひとさん、南澤さん、TABの神山さん。

今でもそうですが、サウンドメッセやハンドクラフトギターフェス等、イベントがあると毎回のようにお手伝いに行っています。
どこかの会場でお会いしているか、これからお会いできる可能性も十分にありますね。

下は2012年のハンドクラフトギターフェスです。
橋川32歳。


また、販売開始当時から年に一度、調整会なるものを開催させていただいています。

製品保証は一年間となっていますが、ご購入いただいたお客様にはできるだけ弾きやすいコンディションを保ちたいと今でも定期的に開催させていただいています。


この写真は2016年末の調整会のものです。

この時は横山先生に加え、新潟のオガワインレイクラフトの小川さんにも来ていただき、ワークショップもしていただきました。面白かったですね!
またこういうのも企画します。

話はそれますが、小川さんは地元の新潟県は十日町に工房を構えていますが、私 橋川の田舎は車で30分程度の同じ南魚沼市なんです。なので、もちろん工房にお邪魔したこともありますし、素通りしたこともあります。笑

この前はお袋がお世話になっているダイハツの営業担当の方が小川さんの同級生だという・・・どうでもいい話ですね。笑


というわけで(・・・どういうわけで?笑)なんとなく私と " Yokoyama Guitars " の関係がお分かりいただけたと思います。

12年かけてYokoyama Guitarsの使用材、製作スタイル、仕様の変化を見てきました。
店頭品でもオーダーでもお客様のご希望に沿ったご提案ができると思います。

まぁ、とにかくお客様のギターライフが豊かになるように心がけていますので、ぜひまず店頭にお試しにいらっしゃるなり、お気軽に電話、メールでお問い合わせください!

Yokoyama Guitarsを知り尽くした私が(自分で言うなって。笑)しっかりとご案内させていただきます。

最後にブログ内の画像はあこぎひとさんのブログより拝借しました。
ご自身のギターライフを凄く丁寧にブログを書かれていますので、オーダーの方もすごく参考になると思います。よろしければご覧になってください。

あと、常連さん達、勝手に顔が出てますがNGなら橋川に苦情出してください。笑


皆さま、ぜひぜひご来店ください。
サイドパーク店でお待ちしてまーす。

あれ、雨やんでるじゃん。笑

橋川

2018年8月29日水曜日

【 Yokoyama Guitars 工房訪問記 3 】東京都 T様

こんにちは、橋川です。

昨日、お客様オーダー材の選定に日帰りで横山工房へ行ってきましたよ。

今回は東京都のT様にオーダーをいただいたんですが、T様はご都合が合わず工房行きは断念。
大体の希望だけお伺いしあとは全て任された次第です。責任重大。笑

お客様のオーダーはTDF-WR。
久しぶりのトラディショナルドレットノート / フローレンタインカッタウェイ(通称トンガリ)仕様です。

いやー、実に渋いオーダーですね。
材の構成も非常にシンプルでホワイトスプルーストップ、インディアンローズウッドサイド&バックです。

トップ材はホワイトスプルースご指名だったので、ドレットノートサイズということもあって柔らかすぎない材を探して、これに。ハイピッチで良い感じの材がありました。

埋め込みのロゼッタPG材はマダガスカルローズです。



ボディバックのローズウッドはこれ。



ヘッドトップの天神材はフレイムメイプルでリクエストいただいていたので、ちょっと揺れた雰囲気のあるこいつを選ばせていただきました。




T様はご来店前に当店のFacebookページやこのブログをご覧いただけていたようで、ネック材には迷わずアクアティンバーマホガニー1Pの2級品をチョイス。ありがたいことに、もうすぐ無くなります。笑


絶対お買い得ですよね、この仕様。


無事に材料の選定は終わったので、あとは先生に託します。
早ければ年内に完成かな?!


その他にお客様オーダー品の進捗確認もね。

神奈川県のU様のAN-GBは小川さんのインレイ加工も順調に進んで、まもなくボディ製作にとりかかれそうです。それにしてもきれいなインレイ。塗装がのったらさぞきれいなことでしょう。




富山県のN様のSJF-SSRはブリッジ駒の貼り付けとペグをつければ完成です。カッコいい!
N様、今しばらくお待ちを!笑




このモデルにも小川さんのカスタムインレイです。艶消しの塗装がのって雰囲気も抜群。


今回は山梨県N様のAR-GCのナット&サドル交換品もハンドキャリーで持参しました。
タイミングが合えば、できればこうやって修理品や調整品は自分で運んであげたいですからね。


メールでもお電話でも、オーダーモデル製作のお見積りはお気軽にお申し付けくださいね。ぜひぜひご検討ください。


※画像はハチミツじゃなくて無水エタノールに溶かしているシェラックです。笑

橋川

2018年8月27日月曜日

ラストストックのPlayer's Choice

こんにちは、橋川です。

プレミアムアコースティックギターフェア開催中とあってアコギネタが続いていましたが、今日はエレキギターのご紹介です。

Player's ChoiceなるLPスタイルのモデルです。


Player's Choice LP QM
w/ K&T TOPS FAT VL


どうですか、このルックス。

もの凄いインパクトのあるキルトメイプルトップ。
どこをとっても杢が全く抜けていませんね。素晴らしいです。

ボディバック、ネックにはホンジュラスマホガニーを採用しています。さらには贅沢なことにボディバックはチェンバード加工を施してあるのです。

通常のLPスタイルですと普通はソリッドボディですので、サウンドはタイトでエッジーな仕上がりになります。

しかしながら、チェンバードボディに仕上げることによりエアー感のある芳醇なトーンに。まるで箱モノの様なフィーリングのサウンドを生みだします。

ただチェンバー加工をするだけでは楽器全体のバランスも悪くなってしまいますので、その点も考慮して組み上げられているのがPlayer's Choiceなのです。

ピックアップにはもちろんK&Tを採用。
被膜の厚いFATコイルを用いたTOPS VLです。


それにしても、どの角度から見ても本当にきれいですね。
ピックガードも付属しますが付けたくないかも・・・笑

パーツのくすみや小傷があるため、スペシャルプライスでのご案内です。
詳細はこちらからご覧ください。

ぜひこの機会に店頭でこのサウンドをお試しくださいねー。

橋川

2018年8月26日日曜日

特別なソノマ

こんにちは、橋川です。

今日もモーレツに暑いですね。笑
そんな日はナイロン弦の音を聞いて涼んでください。

先日ご紹介させていただいたソノマ。
実は特別なモデルも入荷しています。

Premium Selected Customなるモデルで、その時手に入った極上の材料で製作される、その名通りプレミアムな特別モデルです。

今回は4本の特別仕様が完成しました。


1. German Spruce Top / Jacaranda Side & Back



稀少なハカランダサイド&バック仕様。トップ材にはジャーマンスプルースを採用しています。サウンドは通常のソノマと比べてブライトで、素晴らしいタッチレスポンスです。

弾いていて音がパーンと返ってくるので、非常に気持ちいいーです。笑
完成したてなのでまだまだ若いですが、間違いなくこれからどんどん変化していきますよ。

2. German Spruce Top / Cocobolo Side & Back



どうですか、このココボロ。
実にきれいです。欲しい!笑

杢だけじゃなくサウンドも素晴らしいです。ハカランダよりはもう少しレンジが低音に寄っていますが、こちらも弾き込むごとに化けていきそう・・・。いいなぁ。笑


3. German Spruce Top / Granadillo Side & Back




こちらはグラナディロ。ローズ系の材料ですね。
材料自体がかなり硬質なのでサウンドも硬めですが音がパーンと出ます。

フラメンコっぽい使い方にも合うでしょうし、普段スチール弦のアコギを弾いてる方なんかは普段の弾き方でも使いやすいと思います。
やっぱりクラシックギターは強く弾きすぎるとトップが緊張して音が詰まり気味になるんですが、この手のタイトな音が出る個体は鉄弦の様な弾き方でもレスポンスよく返ってくるので弾きやすいですよ。


4. German Spruce Top / Pau Ferro Side & Back



こちらはパーフェロー。さっきのグラナディロに雰囲気が似ていますが、それもそのはず。呼び名は違えど同種の材料なんです。グラナディロ、パーフェロー、ボリビアンローズウッド・・・などなど、調べればまだ出てくるかも。笑

なので音の傾向はグラナディロに似ていますが、やっぱり個体差はありますね。
ぜひ店頭で音の違いや杢目を比べてみてください。


※自分はかなり前にボリビアンローズウッド仕様でカスタムオーダーしたモデルを使ってます。どうでもいい情報失礼しました。笑


先日お約束した通りノーマルソノマとハカランダ仕様の動画を撮ってみました。
弾くと差は歴然なんですが、動画で伝わるか不安です。笑


こっちがノーマルソノマ。


こっちがハカランダ仕様です。

どうですかね?

やっぱりナイロン弦の響きは癒されますね。
自宅でぽろぽろ弾くのも気持ちいいですよ。

あっ、言い忘れるところでしたがこの特別モデル、どのモデルもサウンドホールのロゼッタの埋め込み材はサイド&バックに使用したスペシャルな材料のとも材(同じ材)です。

細かなところもスペシャルなんです!

ぜひ店頭でお試しあれー。

橋川

2018年8月24日金曜日

ソノマの話。

こんにちは、橋川です。

皆さん、昨日の台風は大丈夫でしたか?
今日も小金井は引き続き強風で看板が倒れそうです。(危ないのでしまいました・・・)

今月はプレミアムアコースティックギターフェアを開催中なので、引き続きアコギの話でいきたいと思います。エレキネタは今しばらくお待ちください。笑


今日は「ソノマ」の話。

皆さん、「ソノマ」は知っていますかね?
「なんじゃそりゃ?」という方もいらっしゃるかもしれません。

Crews Maniac Sound が製作するエレガット " Memory of Sonoma Classical " 、通称「ソノマ」でございます。



ソノマにはいくつかのポイントがありますが、まずは


1. フルサイズのクラシックギターサイズボディに施されたカッタウェイ!



なぜか世にあるナイロン弦モデルはカッタウェイ付きで探すと、薄型のボディであったり、日本製でなかったりすることが少なくありません。

私も「なんで探してる人が多いのに、カッタウェイ付きの本気仕様モデルがないんだろうな・・・」と激しく思った時期がありました。(欲しい時です。笑)

次に


2. 細すぎないナローネックを採用!


この細すぎないナローネックというのが難しいんですが、通常のクラシックギターは一般的にナット幅は52.0~54.0mmを採用しています。

クルーズからもEGというエレガットが出ていますが、こちらは46.0mmなのです。
スチール弦のモデルから持ち替えた時に違和感がないのはこれぐらいの方が良いんです。

が、しかーしっ!

心情からすると「クラシックギターを弾きたいけど、ちょっと52.0~54.0mmは広くてきついな・・・でもクラシックスタイルで弾くならあまりナット幅が狭すぎるのも・・・」といったところです。笑

嬉しいことにソノマはナット幅48.0mm。
絶妙ですよ、これ。


余談ですが、ソノマのヘッド、通常のクラシックギターのヘッドと比べると長いんですよ。なぜ長いのかというと、よりヘッドに質量を持たせてサスティーンを得たり、楽器の鳴りの重心のバランスをとったりしているんです。

長いのでわざわざこのモデル用の長い材を用意してもらうので、工場の方にはいつもお手数をお掛けしています。いつもありがとうございます。笑


次のポイントはこれ!
今回のモデルでブラッシュアップされましたが、このポイントも大きい!


3. サイドプリアンプのないナチュラルなエレクトリック仕様!



世の多くのエレガットも以前のソノマも、このサイド部分にコントロールが搭載されていたんですね。以前のソノマの場合はプリアンプも人気の " RA-01 " が搭載されていたので、サウンドで非常に人気がありました。

でも、今回はよりナチュラルにブラッシュアップ!
生の楽器としても存分に使えるようにサイドコントロールのないMi-Siを搭載しました。

なのでパッと見た感じは生のクラシックギターです。
しかも格好良い!笑


本当に使えるエレガットです。
仕様のみならず弾き心地、ルックスでも素晴らしいモデルだと思います。


あと、ネックジョイントもこのネックセットの仕方、凄いでしょ?
工場も最初は「できないでしょ」って言ったとか言わないとか・・・。

カッタウェイも相まって、ハイポジションでの演奏性も素晴らしいです。


サウンドホールまわりのロゼッタも非常に個性的。
ほんとカッコいい。笑


今日は長くなってしまったので、動画は後日別投稿でご紹介させていただくとしましょう。ソノマの特別モデルも入荷しているのでそちらもご紹介したいし・・・。

アコギネタ、尽きませんね。笑


でも、ナイロン弦の響きは本当に癒されます。
自宅で爪弾くならなおさら・・・。お勧めです。

ぜひ店頭でお試しあれ。

橋川

2018年8月23日木曜日

Headway HD-SAKURA DX / STD 、凝ってますね。笑

こんにちは、橋川です。

今日の小金井は晴天だったり、時折ドバーっと雨が降ったりを繰り返しています。
皆さん、通り雨に濡れてませんかね?!

今日はせっかくHeadwayのHD-SAKURAが入荷したので、このモデルについて書いてみたいと思います。

Headway HD-SAKURA DX / STD


当店のオーダーを入れてかれこれ3~4ヶ月といったところでしょうか。
本当に待望の入荷です。

それにしてもまず「キレイだなぁ」という印象です。笑
インレイワークももちろんですが、モデルのコンセプトに選んだ「SAKURA」のイメージを随所に散りばめていますね。

ヘッド、指板、ブリッジ駒、ピックガードに至るまで美しいカラーリングのパープルハートが採用されています。




さらにっ!!!

よく見ないと見逃してしまうところですが、ボディ外周のヘリンボーンから、バックのセンターストリップまで桜色なのです。恐れ入りました。




肝心な音は?と言いますと、これがまた凄い。びっくりしました。

サクラの材料自体は硬質なサウンドのイメージがありますが、本機もサクラらしいパリーンとした音がします。

が、これがまた以前弾いた時のパリーンのイメージと少し違うんです。

言葉では非常に難しいんですが、以前はサクラと言えばストロークするギターのイメージでしたが、今回入荷分は優しく爪弾いた時でもそのレスポンスでパリーンと鳴ってくれるのです。

これがびっくり。
すごく気持ち良いです。笑

午前中に動画を撮ったのでご覧いただけると何となくご理解いただけると思いますが、そのレスポンスとエアー感がいい・・・。
これはぜひ店頭でお試しいただきたいですね。

ナット幅も43.0mmでネックの太さもいい感じの肉付きですので、音も良く握りやすいと思いますよ。


あ!あと、DX / STDとモデル名が少しわかりずらいですが、スタンダードシリーズなんだけどインレイが入っている限定15本製作のデラックス仕様って意味です。笑

また雨が激しく降ってきました・・・
午前中に動画撮っておいてよかった。笑

橋川

2018年8月19日日曜日

そんな " Usagi-ya " の極上品

先日の " Usagi-ya " のくだりはお読みいただけましたか?

今日はご紹介させていただいたウクレレ MODEL-3Kに続き、ラストストックのこの個体をご紹介させていただきます。

アコースティックギター弾きなら一度は憧れるこの仕様。

「次はきっと手に入れよう」
「いつかは欲しいな」

などなど、いろいろ心の中で企んでいるお客様も多いのではないでしょうか。


・スローテッドヘッド


・12フレットジョイント


ニューヨーカーサイズのUsagi-ya MODEL-7です。


どうですか、このルックス。

カッコいい!かわいい!!
自宅で爪弾くのに最高ですね(個人的な意見が入り過ぎていてすみません・・・笑)


こちらのMODEL-7も6本のみ製作された " Usagi-ya " 企画モデル。

厳選されたシトカスプルーストップ、ホンジュラスマホガニーサイド&バック。
ネックにももちろんホンジュラスマホガニーを贅沢に採用したモデルに仕上がっています。


シンプルながら非常にゴージャスな内容のモデルですね。

スモールボディながら存在感のある低音が出るあたりが12フレットジョイントモデルの魅力でもあります。

やっぱりサイズ感が最高です。
抱えやすい。「持とう!」と思う。笑
スケールも628mmだし、テンション感も自宅な感じです。

さらに!このモデルの嬉しいポイントはナット幅でしょうか。

この手のモデルで「気になる!」ってなっても、やはりナット幅が広いモデルが多くて断念された方も多いのではないでしょうか。大体が46.0~48.0mmナット幅ですからね。

アコギ好きの方は43.0~45.0mmナット幅程度のギターに慣れている方が多いので、43.0mmナットは嬉しいですよね。

でもですよ、ネックグリップは華奢な細い感じではありません。しっかり太さを持たせているので鳴りは抜群です、はい。

動画もご用意しました。


ぜひ店頭でお試しください。
あっ、12フレットジョイント未体感の方もぜひぜひ初体感してください。笑

もう一度言っておきますが、ラストストックです。笑

橋川

2018年8月18日土曜日

【 K.Archery Guitars の魅力 1 】 KD-2 S CST BS

皆さん、お盆休みはゆっくりできていますか?
長い方は今日明日までお休みなんですかね。羨ましい。笑

ここ数日、少し涼しく、風も心地良い感じですね。


今日はK.Archery Guitarsのお勧めの一本をご紹介させていただきます。
先日もFacebook上で軽くご紹介させていただきましたが、" KD-2 S CST BS "です。


KD-2 S CST BSは、" 2 "というモデル名の通り堅めのトップ材を採用したモデルとなっています。

その他にも " S "  " CST "  " BS " などとついていますがいったん置いておいて、まずは " 2 "のモデルのおすすめポイントをまとめてみたいと思います。

「堅めのトップ材を採用しているってどういうことなの?」という方もいらっしゃると思いますが、やはり堅めのトップ材はタップするだけでも体感できるように、材料そのものが堅く、硬質な音がします。しならせようとしても剛性もしっかりあるため、あまりしなりません。

「それじゃあ、あんまり鳴らないですね。」

いやいや、そんなことはありません。
あったらお勧めしません。笑


もちろん、最初は堅いがために音が出にくく感じる部分もあります。

しかーし!皆さん、アコースティックギターは弾き込んで、永く使いますよね?

特にK.Archeryは永く愛用できる楽器作りを目指していますので、材料を薄くして " 簡単に鳴らす " ようなことはしていません。堅い材料を用いながらも、沖野さんの名を知らしめたボディーチューニング(=設計、調整)を施します。
これによって、鳴るようになった時の音量、サウンドバランス、コシの強さは素晴らしいものになるのです。

KD-2。
特にフラットピックでストロークされる方なんかには超絶にお勧めです。

良かったら以前撮った動画もご覧くださいね。


" 1 " や " 3 " にもまた違った魅力がございますので、また近いうちにご案内させていただきます。これだけ材料によって狙ったサウンドを作り上げる沖野さんのボディーチューニング、恐るべし・・・。


最後になりましたが、STDとCSTはトップ材の違いですが、現在サイドパーク店にはKD-2 STDもCSTもどちらもストックがございます。

ぜひ弾き比べてお好みのモデルを見つけてくださいね。

橋川


※ちなみに橋川は " 2 " を愛用しています。笑

2018年8月17日金曜日

" Usagi-ya "って?知ってます?!

こんにちは、橋川です。
今日の小金井は風が抜けて心地良い日和です。

さてさて、昨日の" Rabbit is "に引き続きウサギつながりで。

皆さん、" Rabbit is "ではなく" Usagi-ya "はご存知ですか?

実は" Rabbit is "も" Usagi-ya "も株式会社クルーズ代表 吉岡喜久夫のプロデュースするブランドなんです。(知ってたかしら。笑)


吉岡氏の干支は兎。
なのでウサギヤなのです。


" Usagi-ya "は吉岡氏の還暦企画として発足。はげしく納得。笑
でもかれこれ7年前かな?!

" Rabbit is "は今でもご好評いただき継続して販売させていただいていますが、" Usagi-ya "企画はRabbit is 60 MODEL-1~MODEL-7まで各6本ずつ製作され(例外のモデルも若干ありましたね。笑)、ありがたいことに既にほとんどのモデルが完売となっています。

今日はデッドストック品を発見したのでご紹介させていただきます。

当時製作されたMODEL-3Kというウクレレでございます。



素晴らしい杢のコア材を使用したコンサートボディ、ロングネック仕様です。
どうです?凄いでしょ?っていうか凄いと思います。笑





ヘッドのウサギさんも" Rabbit is "のデザインとは異なり、これもまた意味のある素敵なウサギさんなのです。

ケースのカバーも作家さん製作の一点物ですよ。


サイドパーク店を見渡すとウサギさんがあちらこちらに。
ほら、納得でしょ?笑



坂本さんに動画演奏お願いしました。
ご参考までにご覧ください。


撮影は2分ほどしていましたが、笑いが多すぎて使えるのが15秒程度しかありませんでした。すみません。笑

ウクレレの詳細はお気軽にお問い合わせください!
次回は" Usagi-ya "のアコギでもご紹介したいと思います。

橋川